去年11月、鹿児島県屋久島沖で、アメリカ空軍の輸送機オスプレイが墜落した事故で、アメリカ軍は、乗っていた乗員8人全員が死亡したとし、7人の遺体は収容されましたが、残る1人は行方がわかっていません。
アメリカ空軍は11日に声明を発表し、「最後の仲間を見つけることができなかったのは非常に残念だが、日本の海上保安庁や自衛隊などともに40日以上行ってきた捜索活動を終了した」として、捜索を打ち切ったと明らかにしました。
そのうえで「捜索に協力してくれたすべての関係者に心から感謝する」として、日本側の協力に謝意を示しました。
この墜落事故のあと、アメリカ軍は、事故原因を特定する調査などを行うとして、12月から世界に配備しているすべてのタイプのオスプレイの飛行を停止しています。
アメリカ軍は、初期段階の調査結果として、機体そのものの問題が事故につながった可能性があるとしていて、これまでに機体やフライトレコーダーなどを回収し、事故原因の究明に向けた調査を本格化させています。
オスプレイ墜落事故 米軍 不明の1人捜索打ち切りと発表
時間: 12/01/2024 数字をクリック: 1793