警視庁の支援チーム「警視庁きずな隊」は、能登半島地震の被災地で被災者の困りごとの相談や防犯のアドバイスなどにあたるため、1月11日から隊員15人が石川県輪島市に派遣されました。
15人は次のチームと交代して20日に都内に戻り、隊長を務めた岸知穂警部が22日、警視庁本部で現地での活動を報告しました。
チームはおよそ100か所の避難所などを回り、暮らしの状況や困りごとを聞き取ったほか、絵本や紙風船を使って子どもたちの心のケアにも力を入れたということです。
被災者からは「倒壊した家に帰れず、残してきた荷物の盗難が心配だ」とか「避難所に不審者が入ってきてもわからない」などといった防犯上の懸念も多く聞かれたということです。
また、活動の中で自治体が把握していなかった自主避難所も複数みつかり、現地の警察などに共有したということです。
被災者「残した荷物の盗難が心配」防犯上の懸念の声多く
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