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夫婦遺体遺棄事件 防犯カメラに容疑者 血の付いた衣服を所持か

時間: 23/01/2024 数字をクリック: 1057

1月18日、東京 足立区の住宅の床下から、この家に住む高橋※徳弘さん(55)と、妻の高橋希美江さん(52)の遺体が見つかった事件で、警視庁は、遺体を遺棄した疑いで、すでに逮捕しているモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)の知人で、フィリピン国籍のデラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン・リシン容疑者(34)を22日夜に、新たに逮捕しました。

これまでの調べで、2人は事件後にモラレス容疑者の自宅に一緒に入るなど、行動をともにしていたことがわかっていますが、その後の調べで、デラ・クルース容疑者とみられる人物が、血の付いた衣服のようなものを持って歩く様子が現場近くの防犯カメラに写っていたことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

また、手にけがをしているような様子も確認されているということです。

高橋さん夫婦は、胸を刺されて死亡し、現場の住宅からは血の付いた刃物が見つかっているということで、警視庁は、2人が死亡したいきさつについても調べることにしています。

調べに対し、モラレス容疑者は容疑を否認し、デラ・クルース容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

※「徳」は「心」の上に「一」