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スーツケース遺体事件 殺人などの罪で5人起訴 現金引き出しか

時間: 05/07/2024 数字をクリック: 1527

起訴されたのは大阪・高槻市に住む西高舞被告(32)と両親と兄、それに今の交際相手のあわせて5人です。

起訴状などによりますと去年12月中旬、東京・大田区の都営住宅で舞被告の元交際相手の原唯之さん(46)の首を絞めて殺害し、遺体を入れたスーツケースを多摩川の河川敷で遺棄したとして殺人などの罪に問われています。

これまでの調べで、舞被告らは原さんとの間に金銭をめぐるトラブルがあったことがわかっていますが、その後の調べで、事件のあとの12月下旬、原さんのキャッシュカードを使われ、都内のコンビニのATMから現金あわせておよそ20万円を不正に引き出した疑いがあることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

また、事件の前、母親が電話で原さんと連絡を取り、都営住宅に呼び出したとみられるということです。

これまでの警察の調べに対し父親が「自分が首を絞めて殺害した」と供述するなど4人はおおむね容疑を認め、母親は容疑を否認していたということです。